菅原優人 / Yuto Sugawara

実験したことを記事にしています

生活保護の正体を知ってしまいました

やっぱり外からでは見抜けないものがある

1年前ぐらいに『どうしたらホームレスを0にすることができるか?』を考えていてとにかくホームレスについて調べまくったんですね。

調べるとホームレスは東京・大阪に多いということと、ホームレス自体は毎年減っていることを知りました。

そして思ったのが『なぜホームレスは生活保護を受けないのか?』ということ。

その時自分は『生活保護を受ければホームレスではなくなる』と思っていました。なのに未だにホームレスの人がいる。

これは一体なぜなんだと思い調べたのですが全く出てきませんでした。

そして最近たまたま昔ホームレスだった人からメッセージが来まして、ついに生活保護の正体を知るわけです。

自分は彼に対して『なぜホームレスなのに生活保護を受けないんですか?』と聞くと、『生活保護を受けたいけど受けたくない』と言われました。

『は?』となったんですが、話を聞き続けると受けない理由がわかりました。

どうやら生活保護担当者の態度が悪いらしいです。生活保護を受けようとするも『早く働け』や『何やってんの?』など上から目線で言われるため、受けたくないらしい。

もちろん働けるなら働きたいと思っている人は多くいるはずです。しかし担当者の態度に腹が立ち『もういいや』となるわけです。

これを聞いて『生活保護が成り立っていないのは全て担当者の責任だ!』と思い生活保護の担当者について調べました。

すると面白いことに(面白いといっていいのかわからないが)担当者側にも多くの不満がありました。

担当者側の不満は『働きたいと言うわりに全然働かない』だったり、『遊んでばかりいる』だったり。

だんだん担当者側の気持ちが理解できてきました。そりゃ上から目線で言いたくなりますわ。
もちろん人によりますが、どちら側の立場としても悪い印象がついてしまいます。

助けるための生活保護だったはずが、いつのまにかそうではなくなっていたわけです。

やっぱり外から見ているだけだとわからないことが多くあります。これをきっかけに改めて外見だけではわからないと感じました。

ではどうすれば生活保護生活保護として使っていくことができるのか考えたのですが、『もう生活保護いらなくね?』と思ってしまいました。

『いやそしたらホームレスはどうなんの?』って話なんですが、個人的には生活保護の代わりにベーシックインカムを導入して欲しいと思っています。
生活保護を自分が受ける、若しくは担当すると考えたときにトラブルは嫌だなーと。

生活保護生活保護になっていない1番の理由はここだと思っていて、何をするにしても人間関係が大切だと思ってます。

それならもう人間と関わるのは辞めて、毎月国民全員に金を配れるベーシックインカムの方がよくね?って感じです。

ベーシックインカムの場合は生活保護のようなトラブルはまず起きません。配る側としてもただ配っているだけでいいので楽らしいです。

というわけで1年越しに生活保護の正体を知り、もう辞めてよくねと思ったという話でした。

昔考えていたことが分かると面白いなと。まあすぐに知れるのが1番良いんですけどね。